怒ると叱る

昨日のクローズアップ現代のテーマは体罰だったのだか、体罰を肯定する人もいるということでその人たちの意見も流れていた。

実際に手をあげてしまうことはないにしろ脅していうことをきかせるということは子育てをしていると自分自身も思い当たるところがあり反省することが多い。
その時の状態というのは怒りで我を忘れてしまっているのであって決して人を正しく教え導ける状態などではない。教え方としては二流なのは誰もが同意するところだと思いたい。
問題は体罰も言うことをきかせるという結果においてはある程度の成果を簡単にあげてしまう(相手が幼ければ幼いほど)ということと、脅して言うことをきかせる方がそうでないやり方の百倍簡単で、誰でも行えるということだ。
これは才能なので、体罰が必要と考えている教師はそうしないことはできないし、そうしないことに価値を認めることすらできないほどの断絶があるように思えるのだ。